2014年5月26日月曜日

隔離生活の中、片足の整復完了?退院までもう一分張り 先天性股関節脱臼入院 73~79日目 NICU・GCUを退院後24週間 生後301日 修正224日

超低出生体重児で生まれ先天性股関節脱臼の治療 73日目~79日目 牽引治療



ようやく週末にアデノウイルスから開放され個室隔離が解除されました。が・・・・

院内感染がまた発生していてもといた部屋に戻れなくなりました。隣の部屋なだけでつくりも同じなのに落ち着かない感じです。元いた場所が長かったせいなのかもしれませんが。

看護師さんも隔離の状況だと仕事増えるわでばたばたと忙しそうです。

夜間の泊り込みは1日を除いて比較的子供も良く眠ってくれていたほうですが、その1日がほとんど寝ることができず仕事に行っってきました。日中、お昼を食べたあとがかなり危険でしたが、なんとか無事乗り越えれたという感じです。外食生活からもようやく開放され、久しぶりの家での食事を満喫しています。

今回病院に住み着いておもったことですが、院内感染ってテレビなどでたまに報道されていますが、実際当事者になると大変なのはよくわかります。まだ外科病棟でアデノウイルスという状況なんで冷静に見れていますが、呼吸器系などが弱かったりした場合はもっと大事なんだろうなと思う次第です。どれだけ予防してもなぜか・・・という状況で病院側としては大変なんだろうな~と思います。

今週からまた新しい股関節脱臼の子供ちゃんが入院するようです。

この間、あとから入院した子が1ヶ月ほどで退院してしまったんで次の子よりかは先に退院できたらいいなと思うんですが、両足の股関節脱臼は治療する側も経験がないと難しいようです。

もともとあかちゃんが歩き始めるまでに股関節の骨が出来上がっていくようで、大人であれば見えるはずの軟骨?骨?がまだできていない為、片足の脱臼のこの場合は脱臼していない足を基準に合わせていくことができるんですが両足の場合、正解の位置がはっきりとわからないようです。

そのため、医師のスキルにかかる部分が大半を占めるようです。

先週、片足がはまっているかもという診断ですが触診の結果、整復されているだろうとのことで残すはもう片方の足の整復待ちになりました。

こう・・・劇的なシーンを想像していたんですが、『知らないうちにはまっていた。』という状況です。
ですが入院する前は全然開かなかった足がべたーと水平に開くようになったのは目で見てもわかりますし、今になって股関節脱臼の子の足が開きにくいというのがよくわかります。

もう一踏ん張りですね。

退院後もリーメンビューゲルと装具をつけての生活になりますがまた家族みんなでの生活が見えてきたように思います。

そういえばここ最近、離乳食をしっかりと食べてくれるようにも変化してきました。苦手なものももちろんありますが、初めのころ口を横に結んでいっさい開こうとしなかったんですが今ではあ~んと大きな口をあけてくれるようにも変化してきました。

そのおかげか体重もしっかりと増えて7325gとなっていました。

2014年5月19日月曜日

一歩前進!けれどエコーの検査ができないハプニングが発生した個室隔離  先天性股関節脱臼入院 66~72日目 NICU・GCUを退院後23週間 生後294日 修正217日

超低出生体重児で生まれ先天性股関節脱臼の治療 66日目~72日目 牽引治療



今週も引き続き個室隔離状態のため、病院での寝泊りが続いています。

外食にも飽きてきて何を食べようか毎日悩んでいます。病院の近くに定食屋さんがあれば色々と選べたのかもしれませんが、近くにあるのはコンビニ、ファストフード、ファミレスぐらいしかなく正直お金もかかりますし、苦痛になってきています。

唯一の息抜きは牽引治療の休憩時間の為に来る看護師さんとの会話ぐらいでしょうか。
この1週間、病院にいりびたっているんで看護師さんとの会話がかなり気を紛らしてくれます。私も心の看護を受けてしまっているんでしょうか・・・・

子供の治療のほうですが、個室に隔離されてから検査のためのエコーの機械が通らないというハプニングがあり、ほとんど変化なくといった状況だったんですが、今週のレントゲンを撮影したんですが、片足がかなりいい位置に収まっており、もしかしたら片方の足は正常な位置に戻っているかもと?と嬉しい言葉を頂きました。

本当に悪いことの後にはいいことがあるもんですね。ただエコーの機械が個室に入らない為、確定はできないようです。ただももう片方の足がまだ骨頭の位置が正常な位置に比べ後ろのほうにあるようで、今週はおしりのほうにタオルをあてて骨頭を前に出すべく、調整するようになりました。

また先週はばたばたとごたついた為測定できなかった体重なんですが、レントゲンの撮影の際に体重も量ってくれていたようです。

体重は7130g・・・・90g前回より減ってしまっていました。アデノウイルスのせいなんでしょうか・・・食欲もやっぱり少し落ちているのと、便が柔らかくちょこちょこ出てるようなんでその影響なのかもしれません。

また今週、装具屋さんが訪問され、子供に合う装具を作ることになりました。リーメンビューゲルとプロテクターみたいな装具の2つをつくるようです。

装具屋さんが訪問しにきたということはいよいよ先が見えてきたのかな?と少し期待してしまっています。もうなんだかんだで3ヶ月ですからね。

というか入院期間は仕方ないにしても、アデノウイルスはまだ治らないのか?という心境です。
まだ便の色も、においも、柔らかさもアデノウイルスが出続けている感じで、検査の『 け 』もいまだいわれない状況です。

少し体力的にもへばってきた父親です。アデノウイルス早く治れ~!




2014年5月12日月曜日

感染経路不明院内感染 集団感染防止の為の隔離 先天性股関節脱臼入院 58~65日目 NICU・GCUを退院後22週間 生後287日 修正210日

超低出生体重児で生まれ先天性股関節脱臼の治療 58日目~65日目 牽引治療



病院にいながら感染症に感染しました・・・・・

熱はないんですが、寝つきが悪かったり、普段より機嫌悪いな~、便も少し柔らかいなと思っていた矢先にミルクを戻してしまい、その後に出た便を押収され検査されました。

アデノウイルスでした。

病院で感染症にかかるとは・・・・何が原因かは特定できないんですが、私の可能性もありますし・・・他の新しく入院されてきたお友達からの感染の可能性もありますし・・・・

現に何人かの子供たちが隔離てしまいました。

そんな今週は序盤から個室での隔離にされてしまいました。
個室は個室でいいところもあるんですが、個室になると夜間が心配になります。ただでさえ看護師さんが少なくなる上に、個室で隔離されてしまうんで通路につながるドアは閉めっぱなしになってしまい、もちろんナースコールなんて子供は押せませんから定期的に見回りに来てただいても、途中泣いていても気づけないこともあるだろうということで、妻との話し合いの結果家にも子供がいるんで私が病院に泊まりこむことになりました。

またこのアデノウイルスはちょっとしつこいみたいで、症状が出なくても1ヶ月ほどは微量ではあるけれどウイルスが出続けるようで、個室隔離解除の条件が検査で一定の数値以上だと陽性の反応が出るらしいんですが、その陽性の反応が出なければ個室隔離解除となるようです。


短ければ10日くらい長ければ2週間以上陽性反応が出ることもあるようです。

そんな状況の為、私も病院でしばらくお世話になっております。

シャワーはあるんですが、お風呂は無、食事も私の分はあたりまえですが出ないんでここ数日は毎食外食です。最初は楽しい外食も味も飽きるし、1人で食べても・・・・という感じです。

ファストフード系ばかりなんでこっちが体調崩しそうな気配です。

また病院でのお泊りも夜中に牽引の休憩時間があり、看護師さんが出入りするんで間抜けな顔を見せるわけにもいかず、気が張ってしまうんですが結果、間抜けな寝顔をさらしていると思いますが・・・・ぐっすり眠れていない?状況です。


アデノウイルスに効く薬もない為、ウイルスが体外に出ることを待たなければいけないんですが、早くこの環境から開放されたいと願うばかりです。

長期で入院するといろいろありますね。まだ唯一熱が出ていないことが救いです。

はやく良くなりますように。

2014年5月5日月曜日

入院3ヶ月目を目前にし、第2段階への挑戦と1ヶ月ほどで治療が完了する場合もある 先天性股関節脱臼入院 51~57日目 NICU・GCUを退院後21週間 生後280日 修正203日

超低出生体重児で生まれ先天性股関節脱臼の治療 51日目~57日目 牽引治療



先週、お友達になった子供とご家族が退院されました。約2週間という期間ですがとても有意義な時間を過ごすことができたように思います。いつも1~2週間の入院をしては退院しての繰り返しのようで、また次の入院も決まっているようです。

ですがこことは違う病院での入院のようで、次会う時はいつになるかわかりません。

もちろん母親同士はしっかりと連絡先の交換しているんで家に訪問したりとかというかんじになるんだと思いますが・・・・

長期で入院していると入院した当初にいた子供ちゃんたちはほとんど退院してしまって少し寂しく感じます。前も書いたかも・・・・いいことなんですけどね・・・


治療の進行状況ですが・・・・


やっと次の段階に進みました!今までは垂直に牽引していたんですが、今度は横に牽引することになりました。この第2段階なんですが早い子はすんなりと終わることもあるらしいんですが、うちの子供は横にも筋肉が硬いようで多分1ヶ月はかかるだろうといわれてしまいました・・・・

まぁ、一歩前進しているんでOKと考えたいと思います。

ただ、状況によってはもう一度垂直牽引に戻る場合もあるようでその辺りを念押しされたような感じです。診てもらっている先生なんですが、結構、期待させるようなことを言うんで単純な私なんかは一喜一憂してしまい、期待していた結果でないとかなりの凹み具合になります。

今回はそのこともあってか念押しされてしまったんでしょうか・・・・・

牽引の仕方が変わり、また慣れるまで時間がかかるのではないかと危惧していたんですが今回は初日はなかなか寝れなかったようで、仕事終わりに行くとかなりご機嫌斜めでしたが2日目には慣れて普段と変わらない状況なってくれたんで安心できました。

また先々週撮り損ねたMRIですが座薬などを使っても寝ず・・・・点滴に切り替えようと準備しだしたところでようやく眠りに着きMRIの撮影ができました。

結果はあんまり詳しくは聞けていないんですが、まぁ問題ないようで・・・・・手術はしなくても大丈夫だろうと・・・・・というか普通は入院する前に撮影するはずが、2ヶ月目でようやく撮影できたのは仕方がないにしても・・・・・今から手術なんかになるとこの2ヶ月が意味をなさないのでは?と突っ込みたくなりましたがここは何とかこらえました。

あと2ヶ月くらいかかるのかなぁと考えているこのごろです。

また同じ股関節脱臼の治療で入院しているお友達が1人いるんですが、なんと入院して1ヶ月で正常な位置にはまったようです・・・・すんなりいく子はすんなりいくと看護師さんみなさんおっしゃっていましたが、本当なんですね・・・・・・1ヶ月で正常にはまるとは・・・・もうこっちは3ヶ月目に突入するのも目の前なんですが・・・・・うらやましい・・・・・
そのお友達ですが、今週からリーメンを装着、退院ももう少しのようです。

体重は7225gと大きくあがりました!