2013年8月31日土曜日

落ち着く呼吸、よい事ばかりの日々、その先に待つのは? NICU 33日目

前置胎盤による帝王切開での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後1ヶ月


1回のミルク量が微増です。21ccから22ccへと増えました。
体重がまたも急激に増えてしまいました。1180gで30g増です。看護師さんに少し増えすぎちゃいましたね。といわれてしまいました。またダイエットが必要なんでしょうか・・・・

酸素濃度が21%になりました!これで通常の空気中の割合と変わらなくなりました。
でもマスクは取れませんといわれてしまいました・・・・・、酸素濃度は問題なくなってきているようなんですが、まだまだ呼吸は安定しているとはいえ弱いようで、酸素マスクから酸素を送る際に圧をかけていたようです。ですが間違いなくよい方向に向かっているようです。
肺の成長を促す、ステロイドの投薬もまだ続いているようで、少しずつ減らすことはできているようですがまだ完全にというレベルではないようです。

妻が先行していたカンガルーケアですがようやく私にもできるようになりました。明日やらせてもらえるようです。少し緊張しますが、きっと大丈夫でしょう!
初めて、抱っこできることにとても嬉しく思います。

ただ、気になることはここまで順調にくることが怖い気もします。
この子が生まれてから、ついてないことが自分で我慢できる範囲ならばとてもついてない事を嬉しく思えるようになってきたからです。今の時期であれば突然の雨でびしょ濡れになりながら帰ることも自分がついていないだけでこの子に降りかからないように、ジンクスみたいなものですが、最近はいやだと思えることも、すんなり受け入れるようになり、いやなことは自分だけににお
起こればいいと考えるようになっています。

そのため、ここまで順調に経過してきていることに不安なこともあります。
来週の眼底検査、悪いことが起きないようにと祈るばかりです。


2013年8月30日金曜日

胎児から赤ちゃんへと成長していく姿 正規産では見れない世界 NICU 32日目

前置胎盤による帝王切開での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後1ヶ月


今日からミルクが3時間ごとに切り替わりました。呼吸が安定してきて、ミルクを飲んでもアラームがなることがなくなったからです。21ccの1日8回です。
今日も少し体重が増えて1150gとなりました。毎日毎日成長してるんですね!
酸素濃度は変わらず23%ですが、酸素を家に置かなくてもよくて、酸素マスク自体が取れて退院できるかもしれないという期待もでてきました。

今日も嬉しいことがありました。話しかけると手足を少し動かしたり反応してくれたんです。
気のせいかもしれませんが、そう思うようにします。声も小さいですが、少しずつ出すようになってきて、お腹のなかにいるはずの赤ちゃんから普通の赤ちゃんへと成長していっているような気がします。

目の検査はまだなんで、未熟児網膜症のことに関してはまだわかりませんが、こちらの顔をじっと見つめてたりするんでなんとなくは見えているのかな?と期待してしまっています。
あまり期待しないようにと考えているんですが、目の前に感じるものがあるとやっぱり期待してしまいます。本当に大丈夫なんて事はいえないのはわかっているんですが、自分に大丈夫、大丈夫と言い聞かせているような気がしてしまいます。

赤ちゃんへのミルクは、妻の母乳を冷凍して持っていっているんですが、病院の冷凍庫が一杯らしいです。毎日、妻は搾乳頑張ってるもんな。

たまに帰ると、かなりやつれているときがあるんですが、すぐに胸が張って痛くなるみたいで毎回頑張っています。妻の次の目標は直接、母乳を飲んでもらいたいとの事です。
きっとかなうよ。この子は小さいけれど、とても強い子だと信じています。

2013年8月29日木曜日

生後1ヶ月、体重1000g 早産、低出生児 未熟児網膜症の動向 NICU 31日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後1ヶ月


1ヶ月を迎えることができました。

体重は1144gになりました。出生時から189g増えてます。
最初の1週間は本当に不安で仕方ありませんでしたが、ここ最近はとても安定していて、順調に経過してきています。残すは、未熟児網膜症の動向と肺の低形成に対する疾患、そして膝関節の不形成による経過です。

ミルクは変わらず14ccの1日12回、酸素濃度は23%で推移しています。
面会中もアラームも鳴ることなくぐっすり寝ていることが多い毎日ですが、生まれたときに覚悟した様々なことを思い出し、一つ一つの不安を拭ってくれた子供に感謝したいと思います。

今日は先生との面談があり、経過について説明などを受けました。
正直、私のほうから、問い合わせることは、肺についてと未熟児網膜症についてあと膝関節のこと以外、何か問題がある可能性があるのかどうなのかを聞きたかったんですが、先生も特に問題は見受けられないという返答で一安心でした。

脳室内出血についてですが、出生してまもなく脳室内出血の可能性を言われましたが、現段階では、吸収されて問題ないとの事でした。ただ普通は出血する部位ではないようで、出血自体も怪しいとの事で身構えていただけに脱力感がすごかったです。
エコーでの検査のため正確に判断することができなかったようで、ただの影だった可能性があるとの事でした。

人工呼吸器がはずせた経緯について、定期的な管の交換をする際に、一時的にはずしたところ、マスクで呼吸が安定していたために、経過を診だしたようです。もともとはずす予定ではなかったようなんですが、はずした時点でも予想以上に呼吸が安定していたため治療方針を切り替えたみたいです。だから予定より1週間も早く外れたようです。

未熟児網膜症の件については、眼科の先生しかわからないようなんですが、予定では最初の診察を来週、行う予定でスケジュールが入っているようです。だめな場合はすぐに治療が実施されるようで、流動的なようです。在胎週数的にみてもほぼレーザーでの治療が必要な可能性が高く、ほとんどの早産児、低出生児は治療を受けているようです。
とりあえず視力が残ることを祈るのみです。


来週、未熟児網膜症の検査がかなり不安ですが、しっかりと受け止めたいと思います。

2013年8月28日水曜日

明日で生後1ヶ月、リスクを乗り越えてきた激動の日々 早産・低出生児の奇跡 NICU 30日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後30日目


明日で、1ヶ月を迎えます。

この1ヶ月、本当に長くも感じ、短くも感じというとても複雑な心境です。ひとつひとつ不安が拭われていき、私も願うことばかりしかできませんでしたが、本当によく頑張ってくれたと思います。
妻が前置胎盤、早期破水で入院してから考えると、2ヶ月毎日病院通いして来ました。

NICUの看護師さんも、少し驚かれている様子もありますが、ここまできたら退院まで毎日おしかけてやるという意気込みです。子供のしんどさに比べたら、私のしんどさなんて知れているはずです。
願掛けみたいになってきている部分もありますが、感染症にかかり迷惑をかける恐れが出てくる以外は頑張って通いつめたいと考えています。

明日は1週間ぶりの面談になっています。特に新しく、何も起こらないことを祈るのみです。

体重が少し増えすぎでは内科と思えるぐらい増えていました。20g増えて1138gになっていました。
少しビックリしましたが、特に何も言われなかったので問題ないということでしょうか。

順調に推移している肺ですが、予定よりも早くに人工呼吸器が取ることができた事も気になります。また未熟児網膜症の検査がまだ始まっていないのでそのことも気になります。

ミルクが14ccになり1日12回ですが、呼吸が安定してきたことで、3時間ごとに近々切り替えるようです。というのも酸素濃度が23%まで落とすことができたようで呼吸が少しずつ安定してきている証拠らしいです。以前も3時間ごとだったんですが、1回の投与が少し増えるために呼吸が安定していなかったため、1回の量を減らし、今は2時間ごとになっているんですがそれがまたもとの3時間ごとに戻せる状態まできたようです。

体重はまだまだ目安の2200gには程遠いですが、残すは、呼吸、未熟児網膜症、膝の関節がクリアできれば今のところ問題は出ていないとの事なので何事もなくここまでこれた事は出産時の心境から考えると信じられない状況です。

本当にすごいことがリアルに起きていると実感できています。


2013年8月27日火曜日

早産児、体重が1000gを超えて少しふっくらした感じがする NICU 29日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後29日目


ミルクを送るチューブが、十二指腸から胃のほうへ変わって1日が経過しました。
ミルクを飲むと、呼吸が乱れてしまうようです。アラームがなるぎりぎり手前まで呼吸が落ちてしまうようです。やっぱり少し環境が変わって、しんどくなったんでしょうか。
ですが、看護師さんは、そのことについては特別触れるようなこともないということは、問題なく経過して言っているということなんですよね。きっと。

体重は少し増えて1118gになりました。ミルクは変わらず、14cc×12回、酸素濃度も変わらず、25%で推移しています。


今日は久しぶりに膝の固定している包帯の巻きなおしに立ち会うことができました。
どんな状態なのか、とても気になり見ていたんですが、まだまだ安定していないようでした。
あいかわらず看護師さん2人にいたれりつくせりの状況で、すこしうらやましくもありましたが・・・・・

体重が1100gをこえたせいか少し顔や体がふっくらとしてきたように感じます。
私はまだ抱っこできていないんですが、思ったよりもしっかりとした感じでいてくれているのか気になるところですが、今週末に初チャレンジさせてもらえるようです。

少し不安もありますが、約1ヶ月手を添えておくことしかできませんでしたがようやく抱っこできる状況に喜びを感じています。

妻が、泣き声を聞けたようでとても喜んでいました。すこしびっくりするくらい、しっかりした泣き声だったようです。妻は産声以来の鳴き声に少し感動して、泣いてしまったようです。
今日もまたひとつ成長が確認できた日でした。本当に、経過は順調といえるようで、まだまだ弱い部分はありますが、経過としては、もう悲観的になる要素は感じません。ゆっくり成長していくのみですね。

2013年8月26日月曜日

未熟児網膜症の経過、初めて聞いた子供の声 NICU 28日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後28


呼吸が少し安定してきたためミルクを流している十二指腸へつながっているチューブが取れました!胃のほうへ流しても呼吸が安定してきたための処置です。

これでまたひとつ成長できたということなんでしょうね。モニターの血中酸素濃度を示す数値も90台をずっと維持してくれていて、安定しているのは間違いないようです。
これで送っている酸素の濃度も下げていけたら人工呼吸器がもう必要なくなるようです。が、まだまだ酸素濃度は25%を維持しているので、呼吸は安定してきているもののまだまだ酸素マスクが取れるまで少しかかりそうです。とはいっても本当に1日、1日よくなってきているようでとても嬉しく感じます。

普段起きてても声を聞くことがなかったんですが、今日はじめてまともに声を聞きました。
本当に小さな声でしたが、赤ちゃんだな~と思えるとてもかわいらしい声でした。
呼吸も安定してきて声も発するようになってきてようやく落ち着いてきたのかなと感じる1日でした。

目もしっかりあけて見えているのかどうかわかりませんがきょろきょろ周りを見ててとてもかわいらしかったです。そういえば未熟児網膜症の診断どうなったんだろうと気になるところですが、まだできない状況なんでしょうか。次の面談のときにまた確認してみようと思います。

この小さな目に光が残りますように。次の目の前の不安といえばこれになります。
ですが、今日も1日のうちに本当に小さな成長ですが、感じれたことはとてもうれしい1日でした。

体重はまた少し増えて1110g、ミルクが1ccだけ増えて14ccの12回、早く大きくなりますように。
みんな家に帰ってくるの楽しみにしているよ!

2013年8月25日日曜日

握り返す1000gの超低出生体重児赤ちゃんの小さな手 NICU 27日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後27日目


体重がまた少し増えて1094g、本当に順調に経過していきます。
呼吸も酸素濃度はまだ下げることはできませんが、ミルクを飲んだ後も乱れることなく安定していました。人工呼吸のマスクはまだ取ることはできませんが、しっかりと自発呼吸をしてお腹を上手に動かしていたように感じます。

早く酸素マスクが取れたらいいのにと思ってしまうんですが、ここまで順調にきてくれていることだけでも本当にうれしいことです。

また看護師さんに嬉しいことを言っていただけました。手をしっかり動かして地から強く感じるようです。また握る力も結構、力強く感じるようで、指を差し出してみてくださいといわれ指を手のひらに乗っけると、しっかりと握り締めてくれました。

本当に小さい手ですが、しっかりと握り返してくれることがとても嬉しく感じます。
昨日、今日といいことばかりで、この先、不安に思うことが起きなければと願うばかりです。

改めて上の子供たちのときの事を考えると、本当に無事に生まれてきたことが当たり前ではなく、奇跡なんだと感じています。1000gという小ささに少し驚きもあり、こんな小さな体で頑張っているわが子に本当にささやかなことしかできない事に少しばかり悔しいと思う部分もありましたが、今はしっかりと見守ってあげることが大事なんだと感じています。

また、24時間の管理体制の中で助けてくれる、病院、医師、看護師さんを信じて、感謝しなければいけないなとも感じています。

ミルクは変わらず、13ccの12回で推移していましたが、順調に体重も増えてきており、問題がないことに感謝したいと感じています。

2013年8月24日土曜日

1000g、慢性的な肺疾患だが生きる力を感じた日 NICU 26日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後26日目


今日も安定していました。酸素濃度は変わらずで25%でしたが、アラームがなる回数がまた少し減ったような気がします。

今日はいろいろなことがありました。この子が生まれてきてこの26日間、不安なこともある中で、嬉しいこともありました。先日、カンガルーケアをはじめて行うことを書きましたが、本日妻がカンガルーケアを行いました。

30分足らずの時間だったようですが、呼吸も安定していて、すやすや気持ちよさそうに寝ていたようです。やっぱり母親のぬくもりは落ち着くんでしょうか。体重も、少し増えた1083gですが、妻が思っていたよりも重く感じたらしく、この小さな体でも、改めてしっかりと生きていることを実感したようです。

ミルクは変わらず、13ccの12回飲んでいるようです。

今日はじめて上の子供たち、お兄ちゃん、お姉ちゃんと窓越し、保育器越しですが対面することができました。保育園に通っているのであかちゃんは見慣れているんですが、やっぱり1000gとなると子供たちが想像していたよりもはるかに小さく感じたんでしょうか、少し驚き、興奮しつつも、やっと会うことができた新しい家族にとても嬉しそうでした。
少し、声がもれて聞こえてくる兄弟の声に、反応して目を開いたときには、なんともいえない嬉しい感情がでてきて感動してしまいました。お腹の中にいる時からの慣れ親しんだ声に反応したんでしょうか?たまたまかもしれませんが、ちょっとした偶然が幸せを感じさせてくれます。

また先日チャレンジしてできなかった吸う力の確認をさせていただけました。
思ったより本当に力強く、指を吸ってくれてこれにもまたこの子の生命力を感じることができました。

帰り道、上の子供たちは赤ちゃんが退院してくる日のことをとても楽しみにしているようで、赤ちゃんの話題をひっきりなしにしては質問してくるという様子でした。
本当に退院できる日が待ち遠しく感じます。

2013年8月23日金曜日

酸素濃度25%でも慣れてきてくれ、面会中アラームが鳴ることなく過ごせた初めての日 NICU 25日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後25日目


看護師さんにほめられちゃいました。呼吸がまだ安定せず、弱い状況だけれど口の吸う力はビックリするほどしっかりしているみたいです。吸う力はは授乳で必要になるので、いいことだとほめていただけました。頑張って成長しているなとまた感じれる日でした。

看護師さんが試してみます?と声をかけてくれたんですが面会中ずっと寝ていて・・・・・
とりあえず口元まで指を持っていってもらえたら気づいてくれるかもと言われ期待していたんですが、まったくもっての無視でした・・・・・・くやしい・・・・・ということで、まだ私自身確認できていないんですが、またひとつ楽しみができました。

さすがに起こすことはできないんで、タイミングよく起きている時に確認できたらと思います。

今日は呼吸は比較的安定しているみたいでアラームもあまりなることが少なかったようです。
本当に少しずつですが強くなってくれているんでしょうか。

酸素濃度は25%で変わらずですが、慣れてきてくれたんでしょうか。

ミルクは変わらず13ccの12回で体重は少し増えて1080gになりました。やっぱり1000g超えると、少しペースが上がってきたように感じます。とても嬉しいことです。

一時、保育器からでてカンガルーケアをする日が決まったようです。土曜日に実施するようで、私は今回はできませんが、少し楽しみです。また窓越し面会もできるように配慮していただけて、保育器の位置が一番窓側に配置転換されていました。もう少しで上の子たちも初めて会うことができます。ちょっと感動してしまいそうで、今から涙腺引き締めて泣かないようにしなければと考えてしまっています。

思えばもう少しで1ヶ月、長くも感じましたし、もう1ヶ月も経った?と思うような不思議な25日間でしたが、ようやく日々の生活も落ち着き、妻も本調子じゃないですが、少しずつ普段のように動けるようになってきており、心が穏やかです。

まだ退院できる日までは時間かかると思いますが、とても待ち遠しく感じます。

2013年8月22日木曜日

保育器からでれる? 出産後初めての抱っこ。カンガルーケアまでの道のり NICU 24日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後24日目


どうも酸素マスクが気に入らないらしいです。起きてはマスクを手でずらしてアラームなって看護師さんが設定しなおすの繰り返しみたいです。少し力強くなったような気がします。
手足をばたつかせて小さいながら暴れてました!手を添えてあげると落ち着くみたいで安心して寝だしてという感じです。

呼吸器がはずれたことによって抱っこできるようになるみたいです。
カンガルーケアというらしいんですが、親の肌と触れ合わせてあげると落ち着くみたいです。
私は日中が仕事のため、妻が先にやることになると思いますが、緊張しますね。
でも、とても楽しみです!生まれてから一度も抱っこしてあげることができなかったので早く抱っこしてあげれることを夢見て仕事も頑張らなければ!

酸素濃度は変わらず、25%ぐらいを維持しているようです。少ししんどくなったときは30%近くまであげたりもするみたいなんですが、安定してきた証拠でしょうか。血中の酸素濃度は90%前半で順調とまではいきませんが、一時に比べるとぜんぜん安定しています。

ミルクの量が1回あたり12ccから13ccへ少しですが増え、これからどんどん体重が増えていくのが楽しみです。今日の体重は1058g、昨日から12g増えました。

それにしても、保育器から少しの時間でも出れるようになったのは本当に大きな一歩ですね。

 

2013年8月21日水曜日

1週間ぶりの新生児科での面談 経過は? 未熟児網膜症への警戒 NICU 23日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後23日目


今日も一生懸命、呼吸していました。お腹をしっかりと動かして、本当に少しずつですが、力強くなっているように感じます。アラームを鳴らすこともまだまだありますが、しっかりと自力で戻り、安定していたように思います。

酸素濃度は少し下がり、25%になりました。体重も増えて1046g、ミルクは昨日と変わらずの量で、12ccの2時間ごとで1日12回です。

呼吸器の酸素マスクがどうもいやらしく、手で取ろうとして何度もアラームがなっていました。

 

今日の面談



ずっと気になることがあったんですが、なかなか聞けずといったことがありました。頭の形なんですが少し縦に長いような感じがしていました。今日の面談で聞いてみたところ、羊水が少なかったりした場合、そういう状況があるみたいです。

ただこれに関しては、一概になんとも言えないんです。早産児とかはこんな感じらしいですが、成長するにつれて少しずつましになったりしますと言われましたが、先生のコメントも難しい感じの印象を受けました。まぁ外見で全てが決まるわけではないですもんね。あといつも同じ方向ばかり向いてるんで、それも気にしてたんですが、看護師さんも反対に向けたりしてくれているらしいんですが、いつもの向きがよいらしく、反対向きは落ち着かないようです。

また膝の形成については、新生児科のほうではわからないらしく、カルテにも現在の状況は記されておらず、ただ固定しておくのみみたいな感じらしいです。詳細はまた、小児整形に確認していただけるとの事でしたが、整形は時間がかかることが多く、今以上の説明ができるかわからないといわれました。また小児整形の先生自体も少なく、新生児の整形、小児の整形をすべてみておられるらしく、また大きな病院なのに専門的にされている方が2名しかおられないみたいです。

気長に待たなければいけないことはわかっているんですが、親心としてはといったところでしょうか・・・・

それ以外に関しては比較的順調に推移しているみたいです。呼吸も少しですが安定し、一歩段階を踏んでいることはよい事といっていただけました。後目の前のリスクとしては目のほうでしょうか。
未熟児網膜症が気になるところですが、結局今週は検査はなかったんですが、いつ始まるかと緊張してしまいます。

2013年8月20日火曜日

予定よりも約1週間はやく人工呼吸器が取れた日 NICU 22日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後22日目


昨日看護師さんが言われたように少し体重が減りました。1033gです。今日はまた少し成長していました!なんと人工呼吸器がマスクタイプに変わっていました!早産で生まれて、早期破水の影響もあり、あれだけ呼吸がしんどいしんどいといわれていましたが、予定より少し早く人工呼吸器が取れました。

強制的に酸素を送り込むタイプから自発呼吸でのマスクタイプに変わったことは本当に大きな一臂のように思えます。また、酸素濃度もわずかながら下がり、27%前後で推移しているかんじでした。
上手に自発呼吸して血中の酸素濃度を測るモニターも90台を維持できている様子で、時折80台前半まで落ちたりはするものの、自分で持ち直してという感じでいました。

次に目指すは鼻にチューブを添えるかたちでの酸素吸入ですがどっしりと信じて待ちたいと思います。

昨日の輸血は1日で終わったみたいで、また点滴が1つになっていました。私自身は顔色のことがあまりわからなかったんですが、妻はわかったみたいで顔色がよくなったといっていました。
妻も妻でたくさんのことを不安に思いながら生活しています。
私は、なるべく気丈に振舞えるように努力はしているんですが、たまにそれがイラつかせるみたいでバランスが難しいです・・・・ですが、症状などについては妻以上に情報を調べて、お互い連携して情報を共有化できるようにしていることは妻には喜んでもらえています。

またミルクですが、1回のミルクの量を減らし分散する回数を増やしたみたいで、1回12CCで2時間ごとへと変更されました・・・・今までは3時間ごとで1日8回ミルクを流していたみたいです・・・・少し情報が少なかったように思います。

今日から12CCを1日12回。これもまた成長ですね。

明日は先生との面談の日です。何事もなければと思うんですが・・・・

2013年8月19日月曜日

完全ノーチェックだった未熟児貧血の症状 輸血開始 NICU 21日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後21日目


昨日よりもまた呼吸が落ち着いているように感じます。酸素濃度も久しぶりに30%切ることができました。ここ2,3日は呼吸が安定せずといった状況が続いていたので、それに比べるとアラームを鳴らす回数も大幅に減ったような感じがします。モニターも90台を示すことが多くなり、安定してきているのかなぁと感じます。

ここ数日これといった問題もなく順調に経過していましたが、今日は輸血が実施されたみたいです。原因は貧血らしいんですがそのために点滴がひとつ追加されることになりました。
貧血はノーチェックだったんで少し心配しました。未熟児貧血というものなんでしょうか・・・・・
また輸血により、血液や水分が体内に多く入るため、利尿剤をつかっておしっこを出しやすくする処置もとるため、少し体重が減ってしまうかもしれませんね。と看護師さんに言われました。

体重は1037gとなり、ミルクは18ccで変わらずですが酸素濃度が落とせたことはまた少し成長です。順調に体重のほうは増えていますが、この体重増加も貧血に少し影響する部分があるようですが、私自身情報があまりないため調べておかないとと感じます。

久しぶりに膝を固定している包帯の巻きなおしの場に立ち会うことができました。
膝のことを聞くと看護師さんが気を遣ってくれたのか包帯をはずしてくれました。本当に申し訳なく思いますが、見た感じですが・・・・・あまりわかりません・・・・・動かそうともしないのでよくわからずといった感じですが、巻きなおしの時、看護師さん2人がかりで包帯の巻きなおしをしてもらっていました。

私はある意味うらやまし~と不謹慎ながら発言すると看護師さんも笑ってくれていたので、まぁよしとするか・・・また次の先生との面談のときに膝のことを聞いてみるようにします。

今日で妊娠中とすれば妊娠32週を迎えた日、この3週間いろいろあったなぁとしんみりしてしまいます。

2013年8月18日日曜日

小さな成長、脇の下での検温が可能になった NICU 20日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後20日目


昨日目標の1000gに到達し、今日の体重は1029gとなりました。酸素濃度は依然高い状態でしたが、自発呼吸をフォローする形での人工呼吸体制に少し慣れたのか、アラームを鳴らす回数は少し少なくなったような気がします。しっかりと自分で呼吸を取り戻そうとしているのがモニターを見ているとわかるような気がします。
うつぶせで寝かしてあげると少し呼吸が楽になる傾向があるみたいなんですが、膝の形成が不十分なために、現在固定していて、そのためにわが子はうつぶせで寝ることができないようです。
呼吸はまだまだ不安定ですがなんとかかんとかという感じでしょうか。それでも少しずつ治療方法が変わったりといったこともあるので、親としてはどんと構えなければいけないんだろうと感じています。

ミルクは18cc飲むようになりました。ほんの少しですがこれも成長ですよね。

体重が1000gを超えたということで、体温を脇の下で計測することになったようです。昨日は少し熱があった状態でしたが、今日は平熱に下がっているようでした。一応血液検査?(熱のせい)が出されていたみたいなんですが、炎症反応もないということで一安心です。

やはり病院にいていると小さな変化も早急に対応してくれるので安心できますよね。まだまだ先ですが、退院する時には人工呼吸器が取れていることを期待したいと思います。

また点滴や、ミルク、人工呼吸などの管を澤あるようになったみたいで今日はいたずらができないように手袋がされていました・・・・もういたずらできるようになったんでしょうか?たまたま?

手袋をされているわが子もめちゃかわいい・・・・頑張ろうな!

2013年8月17日土曜日

目標の1000gに到達! 最近いいことばかりの順調な経過 NICU 19日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後19日目


目標の1000gに到達しました。体重は1025gとなりました。看護師さんいわくここから体重は順調に増えていくみたいです。この子が生れてから、本当に少しの成長ですが、日々めまぐるしく変わっていく状況についていくのがやっとのような感じです。長い時間に感じることもありますが、もう少しで生れて3週間にもなるしよくわからない状況ですが、忙しくばたばたしています。


今日も呼吸のほうは安定していなく、アラームがひっきりなしになりまくっていました。
どうも昨日から人工呼吸器の設定を変更していたようで、自発呼吸をさせつつ、人工呼吸器で自発呼吸のお手伝いをするといった設定に変更したみたいです。そのおかげで酸素濃度も35%まで引き上げられたりと、看護師さんもひっきりなしに調整しにくるような感じでしたが、これも一歩ですよね。

生れた時から、手も足も体もあまりお肉がついてなくてすごいスリムでしたが、1000gにようやく到達して思うことですが、少しお肉がついたのかな~と感じていたんですが、どうも肺の治療で投薬しているステロイドも少し影響あるようなことを言われました。少しあかちゃんみたいにむっちりしてきたのかと思ったんですがそうではなかったようです。

まぁとりあえず順調に体重が増えて、これからのいろいろな検査に問題なくクリアしていってくれることを祈るのみです。呼吸のほうは、あまり期待しすぎず、もともとのスタートも悪条件での中で懸命に生きてきたわが子を信じて待とうかなと考えています。次は未熟児網膜症ですが、このお世話になっている病院は結構事前に予防策を打つみたいで、検査でダメな可能性が高いとレーザー治療を実施するようです。来週いつかはまだ聞いていませんが眼科での検査が実施されるようなので少し緊張気味です。

早産時特有の病気 未熟児網膜症とは

未熟児網膜症(みじゅくじもうまくしょう)とは



網膜の血管の未熟性に基づく疾患。赤ちゃんの眼は妊娠第3週ころにできはじめ、眼球の形がほぼ完成するのが7週ごろと言われています。また光の刺激を脳に伝える神経の膜である網膜(もうまく)もこの時期には形成されていて、そこから伸びる視神経も神経管を伝って大脳にまで到達しています。網膜を養う血管は妊娠16週以降に視神経乳頭部から網膜の外側へと発達し始め、赤ちゃんの網膜の血管は在胎36 週頃に完成します。

そのため予定日より早く生まれた場合は、網膜の血管は途中までしか伸びていない為に、血管の伸びが途中でとまってしまい、血管が枝分かれしたり、眼の中心にむかって立ち上がったりと、異常な発達をすることがあります。これを未熟児網膜症といいます。
 
 

未熟児網膜症の発症の確率

 
 
「未熟性」に基ずく多因子の非特異的反応(刺激がどのような種類であるのか関係なくおこる反応のこと)であり、「未熟性」の因子としては在胎週数と出生体重が最も重要な因子であり、在胎30週以下、1000g未満の児では発症の危険率が高くなると言われています。
原則的には自然寛解(しぜんかんかい)する疾患ですべての児に網膜の瘢痕形成(はんこんけいせい)が起きてくるわけではなく、生まれたときの体重が1,800g 以下、在胎週数34 週以下とハイリスクがある場合は、眼科医による眼底検査を受ける必要があります。
 
発症率は出生体重1,500g 未満で約50%

 
在胎28週未満ではほぼ100%です。
 
 
両目完全失明率は約0.7%とのデータもあります。
 

原因は?

 
胎児が予定より早く生まれてしまったため、網膜血管の発達が終わっていない為に生じます。
早産児の肺低形成による治療などの酸素投与が主な原因であり、要因の1つと考えられていたがこれだけが原因ではないと言われています。1950年代初期には、網膜血管の増殖性変化をきたすと考えられていたが、現在では、酸素投与とは無関係に発症する事もあると言われています。厳密な酸素投与を行う事で1500g以上の児の未熟児網膜症は減少している傾向がみられるが、超低出生体重児での発症例は減少していないみたいです。
また要因の一つとして考えられる高濃度の酸素の投与も高濃度の酸素はこれから伸びていこうとする網膜の血管を収縮させてしまい、これがある程度以上続くと血管の先端部が閉塞してしまいます。子宮の中から体外にでるだけで、赤ちゃんがさらされる酸素の濃度は2~3倍になり、これだけでもまだ発達途中だった網膜の血管は収縮してしまいます。未熟児の場合多くは保育器の中で高濃度の酸素が投与されるのでさらに血管が収縮し、閉塞を起こしてしまうという環境を必然的に作り出してしまう可能性があります。
また保育器の中にいる間は高濃度の酸素のために、血管が閉塞しても、酸素は十分行き渡り、血管ができていない部分の網膜も酸素が足りている状態になります。しかし、酸素の投与がなくなると、血管のない部分の網膜は酸欠状態になってしまいます。
 
この酸素不足を解消するために、血管を伸ばして酸素を供給しなければならないのですが、延びるべき血管が閉塞してしまっているために、その周囲から新生血管という、未熟で異常な血管が周囲に向かって伸びて行きます。この新生血管は非常にもろく破れやすいので、出血をしたり、重症例では、伸びていくときに、線維性の組織を伴って伸びてゆくので、これが収縮して網膜を引っ張り網膜剥離を起こしてしまうということが原因のひとつとして考えられます。

 

症状は?

 
在胎週数34週未満、出生体重が1800g未満の低出生体重児に起こり易く、生後3~6週ごろ発症するといわれていますが、網膜の中で起こる変化なので外からは一切わかりません。
未熟児網膜症には、徐々に進行するタイプ(型)急速に進行するタイプ(型)に大きく分類されています。
 

徐々に進行するタイプ(Ⅰ型)

型は進行の程度によって5段階に分類されます。
  • 1段階では、伸びている網膜血管の先端部と血管の伸びていない網膜(無血管野)との境界部分に境界線とよばれる組織ができます。
  • 2段階では、境界線の厚みが増します。
  • 3段階では境界部に異常な血管である新生血管ができ、増殖した組織が硝子体に向かって伸びていきます。
  • 第4段階さらに増殖組織が増すと、網膜をひっぱり網膜剥離(牽引性網膜剥離)を起こします。
 

急速に進行するタイプ(Ⅱ型)

型は在胎週数が少ない1000g以下の超低出生体重の赤ちゃんに起こりやすく、急速に網膜剥離へ進行して失明する危険の高いタイプです。網膜症を発症した赤ちゃんのうち5%くらいは急激に症状が進んで網膜が剥離し失明してしまうラッシュ型といわれるこの型といわれています。
そのため、このラッシュ型といわれるタイプは失明を予防することは困難といわれています。
 
 
 
未熟児網膜症が治癒した小児には高頻度で近視や斜視、弱視等の症状が起こるといわれています。どの程度の視力障害がでるのかは、瘢痕の程度によると考えられていますが、正確に把握することは困難と考えられています。 
 
 

治療方法

 
 
未熟児網膜症の発症原因を高濃度酸素だけに限定することはできませんが、酸素の量を制限することで患者数が激減したことから、酸素投与の適正管理による予防効果は高いと考えられています。未熟児で生まれた小さな命を救うために酸素は必要ですので、重症化を防ぐように酸素管理を行っています。
また点滴の量も要因のひとつと考えられています。体内にはいる水分の量が多いと網膜が浮腫(むくみ)を起こし網膜剥離を起こしやすくなると言われているためNICUでは、小さな命を、障害を残さないように救うために酸素の管理、点滴の管理を行っています。
 
生後2~3週間ぐらいから定期的に眼底検査を行い、網膜症を発症しているかどうかや、進行の程度を検査します。
軽症の場合は途中で進行が止まり自然に治癒することが多いので、治療を必要とすることはあまりありません。しかし、
予防がうまくいかなかった場合は、網膜症の進行を抑えるために光凝固法・冷凍凝固法という眼科手術が多く行われます。現在では光凝固法と呼ばれるレーザーによる治療方法が主流のようです。どちらの治療方法がよいというデータは調べる限りでは出てきませんでした。
いずれの治療法もまだしっかりした治療効果の判定が行われていないので効果に関しては論議がある。また極小・超未熟児の未発達な眼の組織をレーザーや液体窒素で固めてしまうことが将来の眼の機能にどのように影響を及ぼすかと言う点もまだはっきりと確認されていません。
 
定期的に検査を受け、時期にあった治療を受ける必要があります。進行具合によって治療法が変わるといわれています。
 
 

光凝固法

 
患部にレーザーを光線を当て、網膜のたんぱく質を凝固させることで、病気の広がりをとめる治療方法。
 

冷凍凝固法

 

 
液体窒素で眼球の外側からマイナス60~70度の低温を加える方法。
 
 

 


 

2013年8月16日金曜日

1000gまで・・・・ NICU病棟でのすこしの安らぎ 看護師さんへ感謝 NICU 18日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後18日目


体重がわずかに増えて999gとなりました。おしい・・・・あと1gなのに・・・・
昨日より減ることはなく微増でしたが目標の1000gは明日になりそうです。

面会に来ている時点で、もう超えてそうな気もするんですが、こればっかりは病院のほうの記録もあるんで再度図ってくださいとも言えませんからね・・・・・
でも3週間目でようやく1000gで到達しそうです。

NICU病棟の看護師さんが手形を取ってくれました。色々な症状が少し落ち着いたりというのもあるのかもしれませんが、ようやく1000gに到達しそう記念?で保育器に貼ってくれていました。本当にとても小さい手です。

鼻や口につながるチューブを止めるテープ?正式な名称が分からないんですが、そこにかわいい絵をかいてくれています。何日か単位で変わるんですが、またその絵も上手で心が和みます。
今回はこんな絵が書いていたとか、家族で少し話題にもなったりしています。
NICUの看護師さんはいろいろな面での気遣いがあり、本当に家族としてうれしいことばかりです。
家族の気持ちを考えての言葉選びや、対応。また子供に対して本当にささやかではありますがおしゃれ?をしてもらったり・・・・おむつ1枚での生活のため、少しでも何かできることをしてくれているんですよね。本当にありがとうございます。


症状ですが、少し酸素濃度を下げてみたみたいでした。少し改善された数値が出たんでしょうか?チャレンジしてるのかな?まぁ呼吸は相変わらず乱れっぱなしで。血中の酸素濃度を図るモニターは90を下回る数値を連発で、アラームがよくなっていましたが、看護師さんは様子を見てという対応でした。自力で持ち直してくれることが多くなったからチャレンジしてるんでしょうか?良くなる日までゆっくり待ちたいと思います。

2013年8月15日木曜日

早期破水による肺低形成 脳内出血の恐怖 NICU 17日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後17日目


体重が増えて997gとなりました。看護師さんに少し増えすぎかな~と言われてしまいました。
目標の1000gまであと3gですが、明日は少し体重下がるかもしれませんね。ミルクの量はかわらずに17ccの投与です。呼吸のほうがまだよくなる傾向が見られないみたいです。目標の1ヶ月での人工呼吸脱却は厳しいかな~といった感じですが、少し期待もしつつという状況です。

ミルクを流すチューブーですが口から流しこむチューブは胃ではなく十二指腸につながっているみたいです。胃ではなく十二指腸に流し込むと呼吸も乱れることがないみたいで、当面、様子を見つつまた胃への流し込みを考えていくみたいです。

人工呼吸ですが、細かく酸素がポンプされお腹が小刻みに動き、一定のリズムで止まりという形で繰り返されています。自発呼吸はあるものの、まだまだ弱い為、肺低形成での処置としては今のやり方がよいということでした。背中をさわると自発呼吸の感覚が少しわかり、この小さな身体で一生懸命に呼吸しているのわかり、なんともいえない感情に襲われてしまいます。

今日は先生との面談がありました。

ミルクが飲めて、体重が増えているのはとてもいいことだといわれました。
脳内の出血に関してもひろがりは見受けられず吸収されている可能性が考えられるとのことで、このまま34週~35週めで成熟すればほぼ大丈夫といわれ一安心です。34週~35週というとあと2~3週間という感じでしょうか?とりあえず脳のほうへの心配は一旦ですが、落ち付きそうです。
黄疸についてはまだ比較的高い数値が出ているらしく、必要があれば光線療法を再度行う可能性はあるが、あくまで推測ではあるものの必要になる状況にはならないだろうといわれました。

ですが、肺のほうが弱いと言われてしまいました。生れる前からずっと指摘さえていて、早期の破水により、十分な羊水がなかったことが原因の一つとして考えられるみたいです。継続的にステロイド投与を安定するまで続けていくという方針での治療となるようです。酸素濃度がほぼ30%を推移している状況で、29週という在胎週数から見ると、治療には結構時間がかかるかもしれませんといわれました。また可能性として、退院時には酸素をもっての退院になるかもしれないことも言われました。

未熟児網膜症について初めて話があり、来週から眼科での検診を行なっていくといわれました。
目については、今まで可能性の話しかなかったんですが、いよいよ来週から検査が行われるということで結構不安です。

2013年8月14日水曜日

500g台の超低出生体重児の家族 苦悩と涙 NICU 16日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後16日目


また少し体重が増えて971gとなりました。本当に少しずつですが、体重が増えてきています。
もう少しで1000gに届くかな?呼吸は安定しているんですが、ミルクを流し込むと不安定になるみたいです。そのため、ミルクを流すチューブーが口から流すことにしたみたいです。

治療方法もその子、その子に応じて臨機応変に変更していくというのは、今までのデータがあってのうえというのは間違いありません。病院に治療状況のデータなどを利用していいかとの問いが生まれたときにあり、私たちはこれからのことに活用してもらえることがベストだと考え、了承しています。今は当たり前の治療方法でも、1年先には非常識になっている可能性もありますが、それでも今子供が経験していること、私たちが経験していることが誰かの役に立つのであればとても嬉しく思います。

最近は黄疸の光線療法もなく、手足を動かしたり、少し目を開けていたりしています。
点滴もまたひとつとれて、あんなにたくさんの点滴が連なっていた事から考えると、大分落ち着いてきてくれているのかもしれません。明日は新生児科の先生との面談になります。

なにも問題など出てこなければと考えますが、1週間に1回のこの面談が結構恐怖です。
ひとつひとつの問題をクリアしていき、すこしずつの成長を見守りたいと思います。

今日は生まれたとき隣にいた500g台のあかちゃんのご両親とお話できる機会がありました。
上の子たちは病棟に入れないので待合室で待っているんですが、待合室で子供同士が仲良くなり、お話いている中でわかったことなんですが今は、呼吸がまだしんどい状況なんですが、それ以外は治療し乗り越えたりといろいろとあったみたいです。症状などの詳しいことはさすがに聞くことはできなかったんですが、もう3ヶ月以上入院されているみたいです。

パパさんはとてもやさしく、面倒見がよく、ママさんはとても気さくなか方でした。明るさの中にもいろいろな不安な葛藤などと闘ってこられたことが、話の節々で感じます。
今は心を強く持っていないと線が切れてしまいそうでずっと気にしていると、上の子供に心配させないようにされているようでした。とても共感してしまい、これからまたお会いできる機会もあると思うので、そのときは、またお話させていただきたいと思いました。

2013年8月13日火曜日

私の親指におさまる小さな手 1000gの世界 NICU 15日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後15日目


体重965gにまた少し増えました。生まれて2週間、1000gへの道はまだもう少し先でしょうか。
妊娠期間でいけば、今は31週に入ったところぐらいです。ミルクもまた少し増えて17ccへと増えています。黄疸の数値は、今のところ上がりもしませんが、下がりもしないという状況が続いています。
このまま落ち着いてくれればと思います。

長いようで短かったこの2週間、親としてたくさんのことに向き合うことが多かったように思います。

順調に妊娠期間を過ごしていれば、気づかなかったこと、そしてたくさんの小さな命が生まれて懸命に生きているんだと考えさせられます。もちろん正規産で生まれてくる子供たちが絶対に大丈夫という保障もありません。また今は順調に成長してきていることも明日は違う可能性があることも現実です。妻は、早くに生まれてきた子にとても責任を感じているようですが、決して妻の責任になる部分などなく、こればっかりは誰もが想像できないことであるのは間違いありません。
そういった部分をしっかりとサポートできるようにと考えています。

今の私にできることはとても少なく、保育器で寝ている子供に手を添えてあげることしかできませんが、これだけでも子供は親の温もりを感じてくれているみたいです。
私の親指におさまる1000gの子供の手、私の肘から手首におさまる身長。本当に小さいのに全部自分と変わらない子供。

よく生きてくれています。無事退院できることを心から願っています。



2013年8月12日月曜日

前置胎盤による大量出血、早期破水 小さないのちの超低出生児 NICU 14日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後14日目


体重が959gに戻りました。増えたり、減ったりの繰り返しです。目標の1000gまではまだまだ時間がかかりそうです。
特に体重に関しては増えすぎたときは看護師さんも少し増えちゃいましたね~とかの会話になるんですが、この減ったり増えたりするのは一般的のようです。ゆってもg単位なんでそんなもんかと思えばそんなもんなのかもしれませんね。

黄疸の数値が少し下がったみたいで、午後から日サロから開放されました。
光線療法で光が当たっている時間は基本顔がほとんど隠れてしまいます。看護師さんも何度か光を一時的にやめましょうか?と聞いていただけるんですが、治療を優先してくださいとお願いし隙間から顔を覗き込んでる毎日でしたが久しぶりに顔をまともにみることができました。

点滴も今まで5本くらいつながれていて、点滴を管理する機械がかなりゴージャスになっていたんですが、今日気づいた時少し減っていました。詳しい内容は聞けていないんですが、今日から3種類の点滴が減って2種類になっていました。
残っている2本に関しては体調を整える栄養剤みたいなもので薬ではないといわれていて、大分良くなったのかな?と期待してしまいます。

とりあえず、投薬がなくなったのはこれも一歩前進ですよね。

相変らずアラームをたくさん鳴らしてたけど、呼吸も自力で戻ることもあり、昨日よりかは安定しているような感じで少し安心できます。ひとつひとつクリアできることを信じて付き合って生きたいと思います。

2013年8月11日日曜日

遅くなったけどようやく名前を登録、初めて呼ばれた名前に感動 NICU 13日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後13日目

生まれてから、ばたばたとしていてなかなか進めることができなかった入院手続きですがようやく完了しました。はじめて看護師さんに名前で呼ばれているのをみるととても嬉しく、感動してしまいました。この子が生きて生まれてきたということ、今もしんどい部分もたくさんあるし、これからどんな後遺症が出てくるかわかりませんが、生きているという実感がでてきます。

生まれたときの不安は言葉で言い表すことが難しいですが、本当にたくさんのことを考えました。これから起こりうることにも不安はたくさんありますが、少しずつですが私も親として成長していかなければいけないと感じています。
3人目の子供で、余裕で考えていたんですが、本当に未熟な親だと痛感することもたくさんありました。ですが、子供は今、懸命に生きているという現実としっかり向き合い成長したいと思います。

黄疸の数値は依然高いままで、光線療法は継続していて、日サロ状態なんでやっぱり疲れるんでしょうか、なかなか起きている時間がありません。ひたすら寝ているといった感じです。
時折、手足をばたばたと動かしてはアラームを鳴らし看護師さんを呼びつけるみたいなかんじで、その様子を何も考えずに客観的に見ていると少し面白く思えてきました。

必死に生きているのに申し訳ないなとおもいつつも、そんなことを考えてしまいます。

体重はちょっと減り945gまで落ち、出生時以下にまたなってしまいましたが、ミルクの量はまた2cc増えていました。酸素濃度も30%を下回ることなく、30~35%を行ったりきたりといった感じです。
目標の1ヶ月までに酸素をとることができるかはわかりませんが、ゆっくり成長してくれたらと思います。

2013年8月10日土曜日

肺の低形成、慢性肺疾患よくならない呼吸 NICU 12日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後12日目


黄疸の数値が相変らず高い位置で推移しているため、光線療法が続けられています。
たった1日、開放されただけで依然として黄疸の数値が落ち着かないためです。

体重972g、昨日より少し減ってしまいました。まぁ上がりすぎはだめといわれているんで、10目に言われた『体重はコントロールします』の影響でしょうか。1000gまであと少しだっただけに、少し残念です。ですが、ミルクの量はまた少し増え、14ccにりました。本当にすこしずつですが成長してくれています。

今日は呼吸が安定してくれていないみたいで、酸素濃度が35%まであげたりなどあったみたいで少し心配です。ミルクが注入されるとお腹一杯で満足するんでしょうか?よく呼吸が乱れてしまいます。生まれる前からわかっていたことですが、やはり肺が少し弱いように感じるといわれました。

29週での出産であれば、もう少し呼吸も安定してくるみたいなんですが、なかなかといった感じで、また治療のコントロールも難しいようです。こっちを優先するとあっちが悪くなり、あっちを優先するとこっちが悪くなり、といった感じで相互関係があるようです。

そのため、バランスをとっての治療になっているために、呼吸の安定が難しいといわれています。
また自力で、呼吸の乱れが戻ることができればいいんですが、今はまだまだ、乱れたらそのまんまひたすら落ち着くことなくアラームがなりっぱなしの状態です。

それにしてもNICUはあったかいですね。少しあついくらいですが・・・・私はすごい汗かきなのでけっこう大変です。じっとしているだけなのに汗がじわじわとでてくるんでタオルは必要不可欠です。

2013年8月9日金曜日

黄疸による光線療法再開、光を感じている?未熟児網膜症の懸念 NICU 11日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後11日目


残念ながら、昨日開放された黄疸の光線療法ですが、また再開してしまいました。

病院側いわく、早めの対処を取っているためらしいです。実際のところはギリギリですが光線療法が必要なレベルではないんですが、2回にわたる交換輸血もあったので、早い目に処置をする方向になっているみたいです。

また再開体重が987g?になり、微増でした。ミルクも飲む量が少し増えてくれて、10ccから12ccへとわずかながらですが増えています。消化器官系のところはひとまず問題なさそうで安心できます。
また、しっかりと排尿もされており、問題は今のところ見られないようです。

ついていたのか、初めて目を開けてるわが子に出会えました。
目をきょろきょろう動かしていました。光を感じているんでしょうか?黄疸の光をやめてもらい顔をのぞきこむと、少しまぶしいような顔をしました。未熟児網膜症のことが気になりますが、今はまだ検査できる状態ではないようです。

看護師さんがおむつ交換してくれたとき、ビックリしたんでしょうか?手足をばたばたと動かしていました。本当にすこしずつですが、成長してくれています。

病院に来ると思うんですが、正直このNICUはアラームがひっきりなしになっています。その空間で必死に生きている子供たちがいて、それをサポートする看護師さんがいて、日常ではとても味わえないような空間にいています。病院の一歩外にでれば、忙しく働くかたが足早に過ぎ去っていきますが、このNICUの病棟にいると、もっとゆとりをもって子供と接していきたいと考えるようになっています。いいかわるいかはわかりませんが生き方は人それぞれちがいます。ですが、今のこの経験は多分これからの私の生き方にも影響を及ぼしそうです。

2013年8月8日木曜日

生後10日にしてダイエット?? 新生児科の面談

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後10日目


まず・・・・体重が985g?になりました。急激に増えてしまいました・・・・なんかの間違いではないんでしょうか・・・・急激に体重が増えるのはよくないみたいでコントロールしなければいけないといわれました。もちろん私たち親ができることなんてないんですが、よくミルクを飲めている証拠でしょうか。もうダイエットしなくてはいけなくなるとは・・・・


今日は妻の退院とあかちゃんの今の状況の面談に行ってきました。
黄疸の数値は高いが落ち着いているいるので今日から光線療法をいったんやめてみますとの事で、久しぶりに日サロ状態から開放されたわが子・・・気のせいか少し涼しげに見えました。

呼吸ですが、相変らず状態は改善まではいかない状況ですが、先生のコメントに寄れば落ち着いているらしいいです。28%の酸素濃度ですが、少しずつよくなっているようです。人口呼吸も命をつなぐためには必要なものなんですが、逆に肺への影響は悪い部分も含まれてる為、1ヶ月を目標にしていくという方針を教えていただけました。早くよくなるといいんですが・・・・・


膝についてですが、担当の看護師さんが結構勉強されているみたいで、上手に固定されていて問題は見られないといっておられました。私はなかなか担当の看護師さんにお会いできないんですが、次お会いしたときはちゃんとお礼を言わないといけないなと思っております。
仕事終わりに、適切な角度など熱心に勉強されているみたいで仕事とはいえ貴重な時間を子供の為にしてくれていることはとても嬉しく思います。

また脳出血ですが、新たに出血しているような所見は見られないみたいで小さくなってきているみたいです。このまま何事もなかったら問題が発生する可能性は低いといわれこれもまた安堵できました。とりあえず一安心といったところでしょうか。また出血していた部分が早産児特有の脳出血が起こる場所でないことうを教えていただけました。

まだもう少し経過を見ていくらしいんですが最終的に退院するときにもう一度精密な検査を行っていただけるみたいです。

2013年8月7日水曜日

黄疸が落ち着いてきた生後9日目 形成が不十分な膝の動向

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後9日目


体重が922gになりました。昨日よりも少し増えすぎているような気もしますがこんなもんでしょうか。
もう少しで出生時の体重に届きそうです。看護師さんいわく、1000gまではは2,3週間かかりますよ~といわれました。あせる気持ちがありすぎている証拠でしょうか。

ミルクも順調にほんの少し増えました。昨日は8ccだったんですが、今日は10ccに増えていました。
とりあえず消化器官系は本当に問題はなさそうです。

黄疸の値はまだ高く光線療法が続けられていました。長い時間、保育器の中を見ていると目がおかしくなりそうです。

というかNICUの中ってめちゃくちゃ暑いです。外も暑いのは厚いですが、新生児の為に湿度も上げているみたいです。そのせいでしょうか、タオルがなくては私は結構つらいです。
短時間なら大丈夫ですが、1時間もいると汗がタラっと出てきます。

こんな環境の中、慣れとはいえ、看護師さんも暑いんじゃないのかと思います。赤ちゃんのためならば仕方ありませんが、結構大変ですよね。

小児整形の先生がこられたみたいで、膝を見に来てくれたみたいですが、どうだったんでしょうか。
明日は、新生児科の先生との面談の日です。何もなければいいのですが、こればっかりは過度の期待をすることができません。


何があっても受け止める覚悟を持って話に挑まないと・・・・


話し変わって妻のほうですが、ようやく明日退院できることになりました。
経過も悪くなく、生まれた子供をおいて先に退院してしまうことを結構気にしています。
また、まだまだ体力も回復できていないので、しばらくは私は仕事を早々に切り上げ、家事をこなしてから、病院に通う予定です。子供たちもすごい喜んでいましたが、はしゃぎすぎて妻の体調に影響が出ないように配慮しないといけませんね。


2013年8月6日火曜日

肺低形成の呼吸 酸素濃度の低下、少し落ち着いた生後8日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後8日目


体重が909gになりました。生まれたときの体重までは戻っていませんが少しずつですが戻ってき増した。

相変らず酸素濃度は高い状態です。短期間でよくなることはないのはわかっているんですが、今日は久しぶりに、酸素濃度が少し下がり、28%になりました。

ミルクもしっかりと消化できているみたいです。ですが、ミルクを流し込んだ後、呼吸が不安定になることが多いみたいで、ひっきりなしにアラームがなっていました。アラームがなるたびに看護師さんがきては処置をしてという繰り返しですが、こういうものなんでしょうか。

黄疸の数値も依然高く、交換輸血にいたる一歩手前をずっと推移しているみたいです。
体重が増えて、大きくなるに連れて、許容範囲が広がり、黄疸の数値も気にならなくなるはずなんですが、黄疸の数値も一緒につられて上がっているかんじのようです。

今日は少し身体を動かしたりしている様子が見れました。
ちょっとでも動いてくれると安心できます。これからクリアしていかないといけないことがたくさんあるんですが、そういうことを一瞬でも忘れることができます。
また、脱臼の為か、半月板と呼ばれる骨がまだ柔らかすぎるせいなのかはっきりしませんが、今膝を固定しているんですが、久しぶりに固定しているのをはずす時に立ち会うことができました。
ドキドキしながら見てたんですが・・・・・まだ安定していないようで、膝が反対側へ簡単に曲がってしまいました・・・・長期間かかるといわれているんですが妙に期待してしまいます・・・
せっかちなんでしょうか、少し反省しなければと思います。

とりあえず、1週間は超えたので、次は1000gを目標にゆっくり見守りたいと思います。

2013年8月5日月曜日

体重が増えてきた。気になる早産児特有の病気 生後7日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後7日目


体重が盛り返してきて900gに戻りました。今日で1週間とても長く思えた1週間でした。

相変らず酸素濃度は高い状態です。普通の22%までにはいつまでかかるのかわかりませんが、とりあえず、体重が増えてきたことに嬉しく思います。

安定していないけど安定しています。黄疸の数値も依然と高い状態を推移しておいて光線療法が続いています。今日、気がついたんですがほとんど寝ているな~と感心しました。
どうも黄疸の光線療法が結構体力的に疲れるようです。

簡単に表現すると日サロみたいな感じなんでしょうか、光線の光は見てはいけないみたいで目もずっと隠されてしまっている状態です。目といえば、未熟児網膜症と呼ばれるものが気になるところですが、その辺に関してはまだ?なんでしょうか。まだまだ目も開いたりということ自体が少ないため検査できない状況なんですかね。調べないと・・・・・


他にも気になることは、先生に言われているんですが、動脈管開存症も気になるところです。来週あたり説明あるんかな。改善されなければ手術が必要になるみたいで、この小さな身体でと思ってしまいます。何事もなければいいですが心配です。

今日は看護師さんから時間外の面会カードをいただけました。一応夜中とかもOKみたいです。
仕事で、遅くなっても子供の様子を見にこれるのは嬉しい限りです。

明日からまたしごとはじまりますが、子供も頑張っているんで私もがんばらなくては・・・・


2013年8月4日日曜日

ひとつひとつ乗り越えていく 超低出生体重児 生後6日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後6日目


今日も体重は減り900gを下回りました。1000gへの目標へはまだまだ遠いです。

また黄疸の数値が高くなり交換輸血が必要になり、交換輸血が実施されました。
今回で3回目で、体重が減ってしまっているのも原因のひとつなんでしょうか。黄疸は今まで、聞いたことがなかったわけではなく、一番上の子も2日ほど保育器の中で、光線療法を受けましたが、その当時で、黄疸についてそこまで大掛かりなことになるとも想像もしていませんでした。

交換輸血はやはり結構な負担がかかるのは間違いないみたいで、できるならば避けたい治療のひとつではないのではないでしょうか。脳出血との因果関係はわかりませんが、これからの動向が気になるところです。

呼吸についてもまだまだ酸素濃度が高く数値を上げられてしまいました。
30%を超える酸素濃度での治療になってしまいました。まずひとつの目標としての1週間、とてつもなく長いように思えます。明日でようやくひとつの目標をクリアできる段階ですが、相変らず予断を許さないことには変わりはないのですが、親として何もしてあげれることがないことが非常に悔しく思います。

消化器官系の問題は特にないといわれました。
ミルクをほんの少しですが胃の中にチューブを入れ、飲ませてもらっているんですが、しっかりと消化し、排泄されているといわれました。ですので体重自体が900gを割ってしまいましたが、体重減少は、もう止まってここから増えていくだろうといわれています。

何が起こるかわからない中、少しずつでも成長できている情報を聞くと、とても嬉しく思います。
明日で1週間、間違いなく小さな命は生きています。

ずっと名前を決めれていなかったのですが、ようやく名前が決まりました。役所への届出は妻が退院してからにする予定です。妻も順調に回復していますが、何事もなく本当に安堵しています。
一時の不安などどこにいったという感じですが、本当に出産は命がけです。

2013年8月3日土曜日

おさまらない黄疸、気になる脳出血 1000g以下の低出生体重児 生後5日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後5日目


今日も体重は減り900gを下回る勢いです。1000gへの目標から遠ざかっていってしまっています。

まだ、まだ黄疸の数値が高い水準で推移していて光線療法が続いています。
不思議と最初にリスクで言われたこと以外の症状が出てきていません。
順調に行っている証拠なんでしょうか?先生に聞いてもリスクの話はいただけるんですが、それ以上のことはやっぱり、説明責任などもあるため口を濁されることが多いです。
そんな中、膝を見てくれている先生にお会いすることができました。小児整形の先生が少なく、かなりばたばたしているらしくなかなかお会いできませんでした。

膝の事を聞くと、『うん、直りますよ。』となんとも頼もしい返答が。
こういう風にスパンといってもらえると嬉しいんですが・・・・なかなか難しいんでしょうね。

一応最悪のことも聞いては見たんですが、『そこまでは気にする程度ではないと。直りますから大丈夫ですよ』といっていただけました。

信じて待つのみですね。あとは新生児科での症状の経過を待たなければいけないですが、やはり脳出血は気になるところです。

後呼吸ですが統計上での話になるらしいんですがかなりしんどい状況みたいです。かなり状態が悪く、呼吸に関する発育曲線?らしきものも見せていただき説明していただけたんですが、その曲線を下回る位置で推移しているみたいです。
もちろん体重も、身長も下回っているんですが・・・・

ゆっくり成長しような・・・・・



2013年8月2日金曜日

ギリギリのラインで推移する黄疸の数値 脳室内出血の疑い 生後4日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後4日目


体重もまた減り、1000gへの目標から遠ざかっていってしまっています。これは普通の症状らしいんですが、やっぱり目標から遠ざかるのはいやな気持ちになります。

また、まだ黄疸の数値が高い水準で推移しています。ずっと光線療法を実施して黄疸の数値が上がるのを抑えていますが、また交換輸血が必要な値になりかけているみたいです。

黄疸は、時が進み、成長することにより許容範囲である数値がつみ増されていくみたいです。
血中の黄疸の数値、たとえば1000gの体重であれば、血中に含まれる黄疸の数値が10までしか無理でも身体が大きくなり1500gであれば黄疸の数値が20までは許容できるといった感じみたいです。

細かい詳細な情報が今の段階では整理できていないので、ざっくばらんとしていますが・・・・

 

脳室内出血の疑いが指摘された



交換輸血による影響なのか、もともと早産児としてのリスクの影響なのかわかりませんが、脳室内出血の疑いを言われました。最初の説明のときはリスクの説明されただけで、その時には写っていなかったんですが、出血らしきものが確認されたといわれてしまいました。
ごく少量の出血みたいで、これからの経過を見て判断していかなければいけないらしいです。

出血がこれ以上ひどくならなければこれといった問題は起こらないだろうといわれていますが、血管なども細く、ごくわずかに出血し続けてもすぐわからない状況みたいです。
判断するには、少し時間がかかるみたいです。


膝について


半月板の形成がまだ未熟?やわらかいせいで足が反対の方に曲がるみたいです。
こといらも固定して経過を見なければいけないらしいです。ですがかなり時間がかかるだろうといわれています。

 

環境の変化


ここ数日での自分の環境?がめまぐるしく変わり、困惑の連続です。
妻もいろいろなことを受け入れるのに必死で、体力、精神面もかなりしんどい状況かもしれません。
私が今できること、楽観的な発言はできないけれど、ポジティブにしておかないと夫婦共倒れしてしまいそうです。

2013年8月1日木曜日

29週で出産 おさまらない黄疸の数値 交換輸血2回目 生後3日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後3日目


在胎週数に比べると数百グラム小さいわが子。2日目に黄疸の数値が上がり、脳に障害が出るのを防ぐために、光線療法を実施したが黄疸の数値は下がらず、交換輸血まで至った。

普通であれば光線療法で改善することがほとんどみたいなんですが改善されませんでした。
そしてまた2回目の交換輸血が実施されることになりました。

何回するんだろうと、かなり不安になりますが先生を信じるしかありません。

呼吸もあいかわらず、酸素濃度は高く28%で推移しているような感じです。それでもモニターのアラームはひっきりなしになっているような感じで、看護師さんがちょくちょくきては処置の連続です。

とりあえず看護師さんのお話では、1週間を乗り越えることができるかが第一段階みたいです。
また1000g超えることも目の前の目標としてあるんですが、今日は体重が減っていました。
というのも生まれてから少し体重が下降していくみたいです。そこから盛り返していくらしんですが、まだまだ先は長そうです。そういう話を今日してくれた看護師さんがいました。その看護師さんが子供の担当みたいで今日はじめてその看護師さんに挨拶していただけました。

どうもNICUでの症状の説明は頻繁に医師に聞くことができないみたいで、あらかじめ予約を取って、1週間に1回聞くようなかんじみたいです。

このNICUの病棟ではたくさんの子供たちが治療されていました。わが子よりほとんどの子達が大きく見えたんですが、私が心配そうな表情をしていたんでしょうか、隣の子のことを少し教えてくれました。隣にいた子はなんと500g台で生まれたらしいんですが、酸素などはまだ必要なもののすくすく育っているみたいです。もうすでに2ヶ月くらい入院しているみたいです。

少しわが子を信じ、強くなれるような気がしました。

妊娠初期の切迫流産を2回も経験しても、また早期葉水が起きても生きてきたわが子ですから信じるのみですよね。

妻も昨日よりかは動けるようになったみたいです。まだ車椅子ですが・・・・
そらお腹を切られたら力もはいらんだろうから・・・・本当によくがんばったよ。