2013年8月15日木曜日

早期破水による肺低形成 脳内出血の恐怖 NICU 17日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後17日目


体重が増えて997gとなりました。看護師さんに少し増えすぎかな~と言われてしまいました。
目標の1000gまであと3gですが、明日は少し体重下がるかもしれませんね。ミルクの量はかわらずに17ccの投与です。呼吸のほうがまだよくなる傾向が見られないみたいです。目標の1ヶ月での人工呼吸脱却は厳しいかな~といった感じですが、少し期待もしつつという状況です。

ミルクを流すチューブーですが口から流しこむチューブは胃ではなく十二指腸につながっているみたいです。胃ではなく十二指腸に流し込むと呼吸も乱れることがないみたいで、当面、様子を見つつまた胃への流し込みを考えていくみたいです。

人工呼吸ですが、細かく酸素がポンプされお腹が小刻みに動き、一定のリズムで止まりという形で繰り返されています。自発呼吸はあるものの、まだまだ弱い為、肺低形成での処置としては今のやり方がよいということでした。背中をさわると自発呼吸の感覚が少しわかり、この小さな身体で一生懸命に呼吸しているのわかり、なんともいえない感情に襲われてしまいます。

今日は先生との面談がありました。

ミルクが飲めて、体重が増えているのはとてもいいことだといわれました。
脳内の出血に関してもひろがりは見受けられず吸収されている可能性が考えられるとのことで、このまま34週~35週めで成熟すればほぼ大丈夫といわれ一安心です。34週~35週というとあと2~3週間という感じでしょうか?とりあえず脳のほうへの心配は一旦ですが、落ち付きそうです。
黄疸についてはまだ比較的高い数値が出ているらしく、必要があれば光線療法を再度行う可能性はあるが、あくまで推測ではあるものの必要になる状況にはならないだろうといわれました。

ですが、肺のほうが弱いと言われてしまいました。生れる前からずっと指摘さえていて、早期の破水により、十分な羊水がなかったことが原因の一つとして考えられるみたいです。継続的にステロイド投与を安定するまで続けていくという方針での治療となるようです。酸素濃度がほぼ30%を推移している状況で、29週という在胎週数から見ると、治療には結構時間がかかるかもしれませんといわれました。また可能性として、退院時には酸素をもっての退院になるかもしれないことも言われました。

未熟児網膜症について初めて話があり、来週から眼科での検診を行なっていくといわれました。
目については、今まで可能性の話しかなかったんですが、いよいよ来週から検査が行われるということで結構不安です。

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