2013年8月14日水曜日

500g台の超低出生体重児の家族 苦悩と涙 NICU 16日目

29週での出産 1,000g以下の超低出生体重児の記録 生後16日目


また少し体重が増えて971gとなりました。本当に少しずつですが、体重が増えてきています。
もう少しで1000gに届くかな?呼吸は安定しているんですが、ミルクを流し込むと不安定になるみたいです。そのため、ミルクを流すチューブーが口から流すことにしたみたいです。

治療方法もその子、その子に応じて臨機応変に変更していくというのは、今までのデータがあってのうえというのは間違いありません。病院に治療状況のデータなどを利用していいかとの問いが生まれたときにあり、私たちはこれからのことに活用してもらえることがベストだと考え、了承しています。今は当たり前の治療方法でも、1年先には非常識になっている可能性もありますが、それでも今子供が経験していること、私たちが経験していることが誰かの役に立つのであればとても嬉しく思います。

最近は黄疸の光線療法もなく、手足を動かしたり、少し目を開けていたりしています。
点滴もまたひとつとれて、あんなにたくさんの点滴が連なっていた事から考えると、大分落ち着いてきてくれているのかもしれません。明日は新生児科の先生との面談になります。

なにも問題など出てこなければと考えますが、1週間に1回のこの面談が結構恐怖です。
ひとつひとつの問題をクリアしていき、すこしずつの成長を見守りたいと思います。

今日は生まれたとき隣にいた500g台のあかちゃんのご両親とお話できる機会がありました。
上の子たちは病棟に入れないので待合室で待っているんですが、待合室で子供同士が仲良くなり、お話いている中でわかったことなんですが今は、呼吸がまだしんどい状況なんですが、それ以外は治療し乗り越えたりといろいろとあったみたいです。症状などの詳しいことはさすがに聞くことはできなかったんですが、もう3ヶ月以上入院されているみたいです。

パパさんはとてもやさしく、面倒見がよく、ママさんはとても気さくなか方でした。明るさの中にもいろいろな不安な葛藤などと闘ってこられたことが、話の節々で感じます。
今は心を強く持っていないと線が切れてしまいそうでずっと気にしていると、上の子供に心配させないようにされているようでした。とても共感してしまい、これからまたお会いできる機会もあると思うので、そのときは、またお話させていただきたいと思いました。

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